quatcotのブログ

南関東の暑い庭

ネリネー1

放置していた球根から、ヒガンバナが咲きました。

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今日はヒガンバナではなく、ネリネの話です。

ネリネは大変きれいな花を咲かせる球根植物です。姿も生育時期もヒガンバナに似ていて、秋にまず花を出し、花後に葉を出し、初夏に葉を枯らします。寒さに弱いので冬は霜に当てないようにするほか、夏の休眠中は腐敗させないよう水を与えないのが基本です。つまり地植えに向かない種がほとんどです。肥料はあまり与えない、水はけのよい用土を使う、鉢は小さめのものを使うなど、注文の多い植物です。それでも毎年咲くとは限らないのが、この植物の人気がいまいち普及しない理由のひとつかもしれません。

ただ、種や品種にもよると思いますが、育ててみると案外丈夫です。

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中央の鉢は、最近まで葉が完全に枯れなかったので雨ざらしにしていたせいもあってか、休眠からの復活も早かったのですが、葉が出てきたということは今年は咲かない株です。

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これは一番の古株です。マザーオブパールといいます。すばらしい花です。1球を植え付けて数年経つので、球根が増えています。

初夏に葉が枯れた後は、雨の当たらない日陰に置いて水を切っていました。休眠中は球根が萎むので、触ると表面の皮がペコペコ凹みます。水を完全に切らないほうがいいという噂もありますが、よく分かりません。f:id:quatcot:20180916000429j:image

これも同様に、水を切ったものです。

そろそろ芽が出る時期なので、水を切っていたものについては水を再開しました。

腐らなければよいのですが。

 

 

このように、9月くらいまでは球根が出回っています。安いものでもありませんが、試してみてはいかがでしょうか。